ガネッシュヒマ-ルからゴサインクンド
2016.11月5日~25日.GaneshHimal
 チリメコーラからガネッシュヒマール東面へ、更にゴサインクンドを歩きカトマンズへ。



GaneshHimal Ⅰ 7429m
Ganesh-Ⅴ
 Tibetの山々
ガネッシュヒマール: チリメコーラからガネッシュ東面へ

11月8日(快晴) KTM7:30(専用バス)Syabrubensi19:00

カトマンズからシャブルベンシまで、貸切バスで向かう。ネパールスタッフ、ポーターも全員一緒で賑やかなバスの旅になる。
この道を通るのは今回が6回目になる。最後に訪れたのは1987年、ランタン.リ 登山の時だった。
ランタン方面への道が開通したのが1987、それ以前はトリスリバザールを中心にベトラワチから徒歩、又、工事用トラックを乗り継いで行った。あの頃ドンチエまでしか行かなかった道は、現在、バルク、シャブルベンシまで延び、更に今では、チベットまでこの道路が開通している。




11月9日(快晴) Syaburubensi7;40発ーTatopani17;00

トレック初日、いい天気にめぐまれた。
シャブルベンシから平坦な車道を歩き、30分ほどでチリメコーラに出る。
チリメ橋の手前を左折、吊り橋を左岸に渡る。
このチリメコーラの橋は直進するとチベットのケルンまで続いている。舗装された道は結構広い。現在外国人は通行不可であるが、最近ではチベット側から登山するシェルパ達はこの道を利用している。数年もすれば外国人にも許可がおりるであろうとの事。

吊り橋を渡り、工事中の道をショートカットを繰り返し登る。1.5hほどで草原のトラバース道に出た。桜が咲いている、タマン族のPachung村でランチ、ここから山腹を巻気味に登っていく。前方にタトパニの集落がみえた。緩やかにトラバース、林の中を直登、左折しタトパニ集落に入る。
ここは丘の斜面に開けた村。期待していた温泉は地震で湯脈が変わりタトパニ(湯)が出なくなって使用不能だった。
草地のトレイル  チョルテン  村の子供達    タトパニの村





GaneshⅦ 6350m
11月10日(快晴)
Tatopani7:45-ChuchunBagar3050m 13:35
タトパニの上部にでるとGⅦの鋭いピークが見えた。ここから樹林の道を進む、1時間ほどで牛を放牧しているカルカを通過、やがて右から流れる沢の木橋を渡る。
11:30少し開けた河原で昼食。ここから40分ほど登り、緩やかに下ると今日のキャンプ地、チュチュンバガール。
今日は、単調な樹林帯の道を歩き続けた。
キャンプ地は展望のない河原の台地だが結構広い。周辺は倒木が豊富で早速ポーター達が焚火をはじめた。
夜は焚火を囲みキャンファイアーで盛り上がる。

チュチュンバガールのキャンプ

焚火にあたるポーター達




11月11日(快晴)ChuchunBagar7:45ーJanjunmaKharka3550m 13:30

キャンプ地を出て1時間ほど歩くと岩小屋にでた。河沿いの道が続き、一旦河原に下り、石敷きの橋を渡り右岸に出る。そこからガレを越え、岩石帯の急登が始まる、ルートファインデイングが難しい。谷は狭くなりチリメの激流が流れる。ここを越え、左岸に渡ると谷はようやく開け、前方に再びGⅦが望めた。更に山腹を巻気味に回り込む。左手にはパルドール(5896m)が姿を見せた。鋭い岩峰で素晴らしいピークだ。このあたりが森林限界で展望が開け、ほどなくジャンジュンマカルカに到着。
大岩の間のスペースに離れ離れにキャンプを設営した。

谷も狭くなってきた

GⅦがみえた

パルドールピーク




 
ガネッシュⅠ峰左とⅦ峰
11月12日(快晴)
JanjunmaKharkaー
上部尾根往復
今日は上部の展望地まで往復する。
左下に見える谷沿いの道よりはるかに期待が持てそうだ。
左岸の尾根は草付の快適な所だった。
踏み跡は不明瞭だが、どこにでも登れそうな感じ、明るく開けた高所ハイキングは実に長閑で快適だった。
シェルパ達が登った5000m近くがベスト展望地だった。



パルドール ガネッシュⅡ峰 ガネッシュⅤ峰


 (復路)
11月13日JanjunmaKhaka 8:00-ChuchunBagar 12:50
11月14日ChuchunBaga r7;45-Tatopani 12:15
11月15日Tatopani 7;30発-Syabrubensi 14:00着




ゴサインクンドを越えカトマンズへ

11月16日(快晴)
Syabrubensi8;48ーTholosyabru13:00

シャブルベンシからチリメの吊り橋を渡り左岸へ。ほどなくランタンコースとの分岐、右の石段道に入る。2時間ほどでチョータラのある峠に出た。ここから少し登ると古いチョルテンのある草の広場、すぐ上部の林の中にはバッテイ(茶屋)がありコーヒータイム。ここから直登、右上のトレイルに入る。樹林の切れ目からガネッシュヒマールが姿を現す。
トゥロシャブルの集落に入ると地震で倒壊した家屋があちこちに見られた。
村の上部まで登り、段々畑を見下ろす台地にキャンプを設営。
今日は早めの到着で余裕がある。午後は周辺の散策、PeaceLodgeのオープンテラスでお茶タイム、
店のサウニと長時間話し込む。ここは穏やかで景観もよく山村の雰囲気がとてもよいところだ。
「いいところですね~」と言うと、この村は、静かで平和な所だけど、地震の影響で、家の修理、ツーリストも来ない、これからどうしたらよいのか、心はHappyではないと、何度もつぶやいていた。


トゥロシャブルのキャンプ

途中で出会った村人達

ガネッシュが見えた GⅤ、GⅠ、GⅦ

トゥロシャブル;地震で倒壊したロッジ


11月17日(快晴)
Tholosyabru7:40ーShinGompa(3350)15:27


7:40スタート。30分ほど登ると仏画が描かれたチョータラ(休憩所)に出る。今日も快晴の一日になりそうだ。木道の階段の道から石段道、やがてチョルテンの建つ開けた地点にでる。ガネッシュヒマールが望める。写真を撮り休憩。しばらく進むと一軒の茶屋に出た、ここでCafeタイム。リルンの上部が姿を見せた。
林の中の道をジグザグ登る。途中崩れたチョルテン跡を通過、さらに30分ほど登ると昼食地ポプランダンダ、12:13着。
ここまでくると展望がかなり開けガネッシュからランタンリルンの全容を望むことができた。ここには売店やロッジがある。陽気も穏やか、昼食後はのんびりと時を過ごす。
ポプランからは緩やかに登って行く、明るい林の中アップダウンの少ないトレイルが続く。シンゴンパには15:00に到着した。村はずれの草の台地にキャンプ。
17;18西の山に陽が落ちる。
この日の日没はことのほか美しかった。

ポプランの陽だまりで昼食、ランタンンリルンが見える


 Member


チョルテン背後ガネッシュ

途中の茶屋に向かう

ランタンリルンが見えた

明るい林の道

シンゴンパ村入り口

シンゴンパキャンプ地



陽が沈む17時18分、シンゴンパのキャンプ地


11月18日( 快晴)
ShinGompa(3350m)7:43-Laurebinayak(3900m)13:30

今日のコースは短い。キャンプ地からゴンパ近くの柵を越えてトレイルに入る。朝の陽はまだここまでとどかず寒い。1時間ほど登ると少し汗ばむ、ようやく陽もあたり始めた。トレイルはよく整備され、広く歩き易い道が続いていた。
チャランバテイ(3584m)には10:04着。ここも開けた展望地、早いランチをとる。森林限界を越え12:50タルチョのある丘に出た。周辺には大きな岩があちこちにある。
今日は余裕のある行程だ。幾度も休憩をとりながらゆっくりと登って行く。
やがてジグザグの登りになる。広々とした快適な登りだった。
前方にロッジが見えてきた。ラウレビナヤクのキャンプ地には13:45着。
ここは尾根上に開けた雲上の台地、大展望が広がっていた。
以前きた時は雨期で雲間に雪山が少しだけ見えた記憶がある。
今日は雲ひとつない快晴だった
目の前にランタンリルン、ガネッシュヒマール、そしてマナスル三山、遠くアンナプルナ山群も確認できる。
キャンプ設営後はのんびりCafeTime、Himalayaを眺めながらの至福の時をすごす。


ランタンリルン 7225m

今日は歩き易い道

チャランパテイ

ポーター

Camp設営が終了ロキシーで乾杯

ガネッシュ山群左から) カトマンズからも見えるGⅣ、小さⅢ、Ⅱ、Ⅴ、Ⅰ峰

マナスル三山 左から ヒマルチュリ、P29、マナスル 



11月19日(快晴)
Laurebinayaku8:00ーPhedi3600m16:50


今日は展望のよいトレイルをたどる。
ラウレビナヤク(3900m)から緩やかに登って行く。50分ほどでチョルテンのあるピークに到着。地震で倒壊した石積みの上に仏像がタルチョに覆われていた。ここは展望抜群の丘だ。周辺の景観も素晴らしい。アンナプルナからマナスル、ガネッシュ、リルンが雲一つない青空に広がっていた。
ここからは広い道を進む。岩山の中腹に長いトラバース道が続いていた。ゆるやかな登りだがピッチを上げるとやはり苦しい。標高も4000mを越えた。
山腹を2時間ほど辿るとゴサインクンドに着く。日本から持参のラーメンの昼食を取った。
1時間ほど休憩をし、ラウレレビナ.パスに向かう。湖に沿って岩道が続いている。途中、水が流れ氷結した個所もあった。道は湖から徐々に離れ、正面の尾根に向かい登って行く。標高も高くなり結構きつく感じる。尾根上に出ると平坦な道が続いていた。左に綺麗な湖が現れ、振り返ると背後にはアンナプルナ、マナスル山群が見えた。この辺りもなかなか雰囲気のいいところだ。峠も近い、風を避け、午後の陽をいっぱいに浴びて山々の展望を楽しむ。
やがて前方にタルチョが見える地点にきた。周辺の景観を楽しみながら峠へと向かう。
ラウレビナ..パス(4610m)には14:05到着した

峠を越えると広い谷が広がっていた。長くゆるやかな斜面を降り、急な岩道からビャクシンの林に入って行く。ペディが見えた。
17:07ペディ着。ここも地震でかなりダメージを受けている。キャンプは河原の岩の間、狭い個所に設営。

ラウレビナパス4610m

ラウレビナ背後の丘4610m

ラウレ峠からの広い下りの道

ラウレ峠を振り返る



ラウレビナヤク峠近く  マナスル山群の左にアンナプルナⅡ峰も見えた




11月20日(快晴)Phedi(3600m)7:40-Magingoth(3285m)17:46  
今日は長い1日になった。
ペディから河原に降り、崩落地を通過、林の中に入って行く。幾つかの尾根を回り込み上部に出て又下る。こんな繰り返しを続け11;28ゴプテに着いた。
ゴプテからも展望のない単調な登下降を続け、ようやく樹林帯を抜ける。
11;50壊れた茶屋跡を通過、ようやく平坦な道にでた。やがて開けた岩道に出る。前方にタレバテのロッジが見えた。最後の石段を登ると広い台地、タレバティ(3600m)に着く
ここが今日の宿泊地のはずだが・・・。我がスタッフは誰もいない。ロッジのサウニが出てきて、ここは地震で水がない、ポーター達はマギンゴットまで行ったと言う。行くしかない。Teaとビスケットを食べしばし休憩。
ロッジからはまだひと登りあった。登り切った地点からはジュガールの山々が初めて姿を現す。ガンチエンポ、ドルジェラクパ、ブルビチャチュなどが.確認できる。
ここからは林の中の広い道を下って行く。やがてジュガールの山々が夕日に染まり始める。
ほどなく夕闇が訪れた。ライトを点け、疲れた足取りで下って行く、下からキッチンボーイ達が登ってきた。
心配し暖かな飲み物を持参、ビスケットまで持ってきてくれた。
マギンゴットまでは20分ほどだと言う
冷えた身体に温かい飲み物は有難かった。
暗闇の中17:46マギンゴット(3285m)着。タフな1日が終わる。

マギンゴットのロッジ  ジュガールの山々ガ・・・ガンチエンポ、ドルジェラクパ、ブルビチャチュ(左から)

出発の朝ラウレビナパスが見える

地震で壊れた茶屋

マギンゴトのロッジ

マギンゴトでTeatime
       



 11月21日(快晴)Magingoth(3285m)8:30-Kutumsang(2460m)12:35

昨夜はかなり冷え込んだ。朝起きるとテントは霜で真っ白になっていた。
今日の行程は短い、遅い出発になった。
広い道を20分ほど進むと一軒のバッテイ(茶屋)に出る。ここから下りになる。石段道を降り、石楠花林に入って行く。
今日は標高差800mほどを降る。
単調な道を飛ばし、駆け下りて行くと下方にクトゥムサンの村が見えた。やがて開けたカルカを通過、さらに見事な石楠花の森を下るとタルチョが建つ丘にでる。
ジュガール山群やロールワリンの山々が見えた。やがて1件の茶屋、ここから20分ほどで右手白いチョルテンがある広場に出た。
ここから1時間弱でクトゥムサンの集落に入る。


下ってきたトレイル 石楠花の森

タルチョの丘ジュガールの山々

クトゥームサン集落

打ち上げパーテイ、ポーター達

今日がTreking最後の夜、恒例のケーキ、チキンの豪勢な食事、地酒ロキシ―でお別れパーテイ。
スタッフ、ポーター達に心からのボクシスを渡し、長い山旅の労をねぎらう。
毎日GoodSupport ほんとうに有難うございまいた。
 
ガイドシェルパとキッチンスタッフ

Resham Firiri
....♪  幾つもの山を越えてきた
飛んでいきたいあの山の向こうえ=レッサムフィリリー 



11月22日(晴)Kutumsang8:40- GhulBhanjyang11:15着(専用バス)KTM17:00着
最終日、グ-ルバンジャンまで下る。
今日もいい天気、ジュガールの山々がきれいだ。
クトゥームサンの村はずれからグ-ルバンジャンまで下る。広い工事中の車道をショートカット、林の中を駆け下り車道にでる。さらに尾根を回り込み、広い草原に出る
途中、幾度か休憩をとり、2時間半ほどでグ-ルバンジャンについた。
専用バスが迎えにきていた。

グ-ルバンジャンからはバスの旅、12:00出発、ギャルトン着13:25 ここで昼食。
KTMには、途中渋滞に巻き込まれ17:00頃 到着。

ガネッシュヒマールからゴサインクンドを巡る15日間の旅が終わる


クトゥムサンから少し下った地点、ジュガールの山々
 
のどかな山村にくだる



HOME 海外登山と世界の山旅